「ITの歴史について解説」

「ITの歴史について解説」

インターネットは今や私達の生活には欠かせない存在となっています。
ひと昔前まではインターネットは一般的ではありませんでしたが、近年ではパソコンやスマホ、タブレットの普及に伴いインターネットを利用する人が急増しています。
ここではITの歴史について解説していきましょう。

インターネットの歴史

インターネットは世界中をネットワークを通してつなげるようにしたものです。
インターネットが日本で初めて使われたのは1984年なので、今から35年前のことになります。
東京大学、東京工業大学、慶應義塾大学をUUCPでつないだJUNETが誕生しました。
日本で初めてISP事業が開始されたのは1992年で、1994年にIP接続事業が開始しました。(IPとはプロバイダーのこと)
1996年にはYahoo!Japanがサービスを開始して、2000年にGoogleが日本語による検索サービスを始めました。
またアマゾンが設立されたのもこのころになります。
さらに日本初のネットバンクであるジャパンネット銀行が誕生したのも2000年です。

なぜインターネットは普及した?

日本でインターネットが普及した理由の1つに「阪神淡路大震災」があります。
この震災ではインターネットを通じて、支援者との連絡を図るケースが非常に多く、インターネットの重要性がささやかれるようになったのです。
またこの年にWindows95が発売されたことにより、さらに私達の生活の中でインターネットが身近なものに変わっていき、利用者が急増しました。

インターネットが普及して何が変化した?

インターネットの普及に伴い、私達の生活は何が変わったでしょうか?
1番の変化と言えば「人間関係の変化」でしょう。
人間関係が希薄化した理由はずばり「インターネット(スマートフォン)」にあります。
インターネットを通じて世界中の人と連絡が取れる時代になったからこそ、近所の人の名前も知らない…などの人間関係の希薄化が顕著になってきているのです。

もう1つ忘れてはいけない変化として「情報媒体、ニュース概念が変わったこと」でしょう。
インターネットが普及する前には、何か調べものをするには図書館に行って本を読まなければいけませんでした。
しかし、最近ではインターネットで検索すればなんでも理解できるようになっていますし、Googleで調べればすぐに答えてくれます。
ニュースや新聞などに関しても、わざわざテレビを付けなくても、スマホやタブレット上でニュースをリアルタイムで全てしることができるのです。

個人で情報発信ができるインターネット

インターネットが普及したことによって、Twitter、facebook、インスタグラムなど、誰でも手軽に情報や口コミなどを発信できるようになっています。
このようなSNSが普及したのも、インターネットがあったからこそです。
また、YouTubeなどで、情報発信をする人も多く、ユーチューバーという職業もインターネットが生み出したものになります。

インターネットが世界中で浸透したことによって、世界は大きく変化しました。
よい面もあれば、懸念しなければいけない面もあり、うまくインターネットを活用する必要があるでしょう。
インターネットによるグローバル化が、度が過ぎると鎖国に戻ってしまうこともあるので、自分でうまくインターネットと付き合う必要があるでしょう。