日本ではスマートフォンを1人1台持つのが当たり前の時代になってきました。
このスマートフォンの普及によって、インターネット、IT技術はどんどん進化しています。
ここでは、スマホの普及によるIT技術の移り変わりを解説してみましょう。
数字で見たスマートフォンの利用状況とは？
2007年にiPhoneがアメリカで発売されてから、スマートフォンの普及は爆発的に進んできました。
スマートフォンは日本国内はもちろんですが、海外でも急速に普及しており、他の情報通信端末と比べてその普及率はずば抜けています。
スマートフォンは、1人が1台持つ情報端末として認識されており、個人のスマートフォン保有率は2011年では14.6％だったのが、2016年には56.8％と過半数の人が持つまでになっているのです。
携帯電話よりも使いやすいスマートフォン
スマートフォンの特徴として、以前あった携帯電話よりも使いやすいという点があるでしょう。
それまでの携帯電話はインターネットを利用するというよりも、電話をする、メールのやり取りをするというのが一般的でした。
一方、スマートフォンは画面が大きく、たくさんの文字、画像、動画などを見やすくなっています。
これに伴って情報量も増加し、移動通信のトラヒックの推移は、2012年には542MBだったのが、2017年には2886MBになっているのです。
スマートフォンの普及により変わったワークスタイル
スマートフォンの普及に伴い、IT技術は移り変わっています。
その中で、私達の仕事もスマートフォンによって日々変化してきているのです。
例えば、仕事は出勤して会社でするのが一般的でしたが、スマートフォンの普及に伴い、「オフィスを持たない会社」ができています。
スカイプなどの映像通話やリアルタイムでのやりとりができるチャットルームを利用することができるので、会社に行かなくても、
円滑にコミュニケーションを図ることができるのです。
データ管理ができるスマートフォン
仕事に関するデータは、スマートフォンやパソコンなどのインターネット上のクラウドに保存することができます。
移動中などの広い作業場所が確保できない時にはパソコンを開くことはできませんので、スマートフォンやタブレットを利用して便利に使うことができるでしょう。
スマートフォンでの資料修正も可能なので、時間を無駄にすることなく、効率的にデータ管理など作業が可能になっています。
現在、私達の生活の中でスマートフォンはなくてはならない存在になってきています。
このスマートフォンの普及によって、インターネット事業はますます加速し、便利な世の中になっているのです。
また仕事においても、スマートフォンは欠かせないツールとなっていて、在宅での仕事などもできるようになり「働き方改革」につながっているのです。
スマートフォンとネットワークはたくさんのメリットを与えてくれるでしょう。