ITという言葉はよく聞くものの、私達の生活の中でどのように活用されているのかはっきりと理解していない人が意外と多いのではないでしょうか。
パソコンやスマートフォンは身近なものですが、そのほか人工機能＝AIなどの機能が付いた商品が発売されていて、私達の生活においてITは切っても切り離せない関係になっているでしょう。
ここではIoTやAIなどこれからの情報分野の動向を解説していきましょう。
IoTとは？
IoTとは、Internet of Thingsの略であり、身の回りのあらゆるものがインターネットにつながる仕組みのことを表しています。
これまでであれば、パソコンやスマートフォンのみがインターネットにつながっていましたが、近年ではテレビ、エアコン、冷蔵庫など身の回りにある家電製品や、自動車などありとあらゆるものがインターネットとつながっているのです。
色々なものがインターネットとつながることで、相互通信して、遠隔からの認識、計測、制御などの操作をすることができるようになりました。
ICT・IoTの今後のビジネス展開
ICT・IoTの普及に伴い、IT技術と縁がなかった分野や業界においても、ICT・IoTを避けて事業を拡大することは難しいでしょう。
起業としてよりよいサービスを提供して、他社と差別化をはかるためにはICT・IoTをいかに活用していくか？が課題となります。
ICT・IoTの成長に欠かせないのが、インターネットにつながる情報データを収集して、その収集した情報データを正しく解析していく力です。
クラウ解析などは非常に重要になってくるでしょう。
ITの活用事例とは？
ITはたくさんの分野で活用されていて、医療、交通、農業などの分野では広く浸透しています。
例えば、医療分野においては遠隔診療という形でITが導入されているんです。
この遠隔診療とはスマートフォンや、パソコンのビデオチャット機能を使って、患者さんの診療を行う仕組みになります。
家から病院までが遠く通院できない人、体が不自由な人、ご高齢の方などはこの遠隔診療を行うことでスムーズに診察を受けることができるでしょう。
医療分野においはIoMTという考え方が浸透してきています。
このIoMTは、医療機器とヘルスケアのITシステムをインターネットでつないで、リアルタイムで医療データを収集・分析する技術です。
交通機関でのIT活用
交通機関でのIT活用は私達の生活でもはやあたり前となっています。
ICカードはまさにIT技術を導入したものですね。
電車やバスに乗る時に、改札でITカードにタッチするだけで乗車が可能になっています。
このITカードを使用すれば、毎回切符を買わなくてすみますし、スムーズな利用が可能になっているんです。
このITカードはただ電車に乗車する時だけに使用できるのか？というとそうではなく、交通機関以外でも様々なお店で利用できます。
ITなどの情報分野は今後さらに拡大することが見込まれています。
このIT技術を発展させるためにはITエンジニアの存在が欠かせません。
ITエンジニアとはITの開発に関わる技術者のことであり、多くの企業でもIoTやAIの開発に力を入れているでしょう。